難関大学も恐くない 受験は要領―たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ
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定価 : ¥ 600
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2002-04 |
「受験は要領」シリーズの元祖本。1987年に出版されたものに加筆・修正して文庫化したもの。 名門灘中に合格したものの、まったくの劣等生だったという筆者。ところが高2のときに目覚めた受験要領の術を駆使し、現役で東大理III合格を果たす。その経験を実弟をはじめ数多くの受験生に伝授し、志望校合格に導いた経験をまとめたのが本書である。注意したいのは、この本はあくまでも「受験勉強」の方法論であって、勉強や研究の指南書ではないということだ。筆者は、「受験勉強はあくまでも、スタートラインに立つため(大学に入るため)の通過儀礼であり、それならば無駄なく効率よくこなしてしまおう」といっているのである。 大切なのは、まず「いま自分がどの位置に立っているかを見極めること」。受験日は突然やってくるわけではないから、これさえできれば「目標までの残り時間」に「どれだけのことをしなければならないか」がおのずと見えてくる。「数学は暗記だ」といった一見乱暴なものいいも、本を読めば理に叶っている。具体的な受験術は本書を読んでいただくとして、「受験は要領」と言い切ってしまう思い切りのよさは、期間限定で勝負する受験生には大きな励ましになるだろう。 もちろん、すべての受験生にあった勉強法なんて存在しない。ただ、和田式受験法の強みは、この方法を数多くの受験生が実践して成果をあげていることだ。「恐れるな受験!」「たかが受験!」である。本当の勉強は合格してからなのだから。「されど受験」という受験生に。(佐伯秀子)
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受験生対象、一生役立つ技術 |
大学受験生向けに受験勉強テクニックを提示している本である。
「こうやって覚える」「これをこれだけやる」といったことが具体的に書かれており、読みやすい。
ただ、学習の方法論や大学論が好きな「受験マニア」と呼ばれる人たちの方にウケがよい。
和田氏の著書には「問題は解かずに答えを暗記」という表現がよく出てくる。
この「暗記」という部分に抵抗があると「勉強とは自分の頭で考えてするものだ」と反発してしまいたくなる。
しかしながら、この点は誤解で、受験に必要な知識を効率よく頭の中に入れるためのテクニック解説がこの本のテーマである。
数学にしてもなんにしても大学以降の研究や学究的な活動に際して必要な勉強について説いているわけではない。
著者もそういう前提で書いていることが伺える。
社会人向けにも何冊か勉強のノウハウ本や仕事を効率的に進めるための本を出しているが、
そのエッセンスがまとめてこの本の中に納まっているといってもよさそうだ。
まず、受験勉強を通じて効率よく物事を処理するテクニックを身につける。
そしてそれを応用することで社会に出ても成功を収められる、という寸法である。
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評価が難しい・・・ |
この本は、あくまでも、試験にどう受かるか、の方法論である。その限りで、非常に合理的かつ、説得力ある考え方が書かれており、うん十年前の受験生の頃に知っていればなあ、また、今度何か試験を受ける時には、このメソードで行こう、と思いました。★四つは、この部分にあげています。
ただ、読み終わった後に、「これでいいのかなあ」と何とも割り切れなさが残るのも事実。試験という必要悪に対処する方法であるから、この本から、「学問」をどう極めるか、という考えは全く学べない。
誰しも試験には合格したいと思うから、その限りで良書であるが、心がない、入試対策に過剰適応した学生が生み出されるんだろうなあと思うと怖いものがある。むしろ、試験を行う方の大学の出題者がこの本をぜひ読ん!!!、対策を考えて欲しいものだ。
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和田秀樹氏は東大医学部の典型 |
この本のレビューを見ると、賞賛と非難に分かれている。これはこの本の方法を実践して合格できた人と落ちた人が両方いるということ。
和田秀樹氏は、進学校の灘出身でもともと頭がよく、自分が受験でできたことを基本にして本を書いています。ですから和田氏ほどの能力のない多くの普通の生徒が、高望みしてこの本の方法を実践すると失敗することが多く、成功するのはごく一部の能力の高い人だけです。たとえば数学の「赤チャートの解法暗記」なんてできる人は、ほとんどいない。できたら今の学生の学力は急上昇のハズですが、現実はむしろ下がっている。
そしてたくさんいるはずの失敗した人の声は表に出てきていない。とても気の毒です。その人たちのことを和田氏は触れず、成功者の話だけしている。多くの学生に大きな影響を与えた責任は大きい。
東大医学部というと、すごく頭のいい人の集まりだと思いがちですが、痛烈な批判を浴びるようなトンデモ本を書いたり、「それを言っちゃおしめえだ」的発言をしたりする人が中にはいます。ノーベル賞は長い歴史の中でゼロです。
勉強法の元祖といえるこの本を読んでみても受験に有用な技術がたくさんある反面、本来の学問的立場から見れば、突っ込みどころのある記述があるのも確かです。知性や教養といったものが感じられず、むしろ下品だったりします。ですから和田氏は、東大医学部の典型的な人といえるかもしれません。
和田氏は批判を受けるような発言を控えて、受験能力は高いのですから、それを活かした仕事に集中してほしいです。日本の教育を少しでも良くしてください。
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16浪 当時基礎からやっていれば・・・ |
16年前、初めてこの本(旧版)に出会って、うっかり鵜呑みにして、落ちこぼれなのに天才のまねをして、人生を振り回されました。
たかが国立大学に合格するのに、何と16年もかかってしまって・・・。しかも第一志望の医学部歯学部には結局合格できずじまい。16年間1秒も遊んでいません。テレビすら見ていません。勉強のみです。それでも合格できませんでした。
当時うっかり鵜呑みにせず、基礎からしっかりとやり直していれば・・・と今でも悔やまれます。
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↑教師の方々でしょうか? |
なんにしろ要はやる気だと思いますよ。英語、数学は暗記だけ点がとれるのも事実ですし。どう考えても時間がない奴が自力で問題解いてたら、間に合いませんよ。
てか、数学の暗記については「解答を一度みて理論を理解したうえで、計算部分を自分で解き、それにより記憶の定着化を図る」というものです。頭が悪い人用の勉強法としても十分利用可能でしょう。
しかし、まんま流される人が実行するのは無理でしょう。文章には「東大、早慶も楽勝」みたいなことがさらっと書いてあります。そこは読む側が勘違いしてはいけないところです。
時間はかなり短縮してとりくめますが、まぁ覚えるっていうのは楽ではないですよ。まえがきにもそう書いてありましたよね。
なんせ難関なんですから。
あと本文にあったように、自分にあった勉強法を探すことは大切です。
あくまで自分にあった勉強法を探す参考にしましょう。そりゃ自分で、自分にあった勉強法を見つける努力ができない人が、そのまましがみ付くから失敗談も多いわけですね。あくまで参考です。